ダイブマスター取得のK様
40代(サービス業)
2021年9月にダイブマスター取得
ダイビングを始めた年:2019年
講習当時の経験本数:180本
Q:ダイブマスターを目指したきっかけは何ですか?
一番は自分自身のスキルアップのためです。
アドバンスドダイバーだった当時、沖縄でのドリフトダイブ中、一緒に潜っていたメンバーの1人がチームから離れてしまったことがありました。当時、流れの中で自分の呼吸を落ち着けることに精一杯で。ガイドさんが助けにいって無事ダイビングを終えましたが、その時「自分だけじゃなくて、一緒に潜る人もサポートできるようなスキルがあれば」と思いレスキューダイバーへのステップアップを決めました。
それでも自分の中のダイビングスタイルの中で、何かがまだ足りない気がして。24スキル(※)などダイビングの基礎を一から見直せる機会だと思い、ダイブマスターコースへ踏み出しました。万が一自分が同じようなトラブルが起きた時でも落ち着いて対応できるようにスキルを上げたかったのが理由です。
(※24スキル:ダイブマスターで実習するオープンウォーターの基本的なトラブル対処スキルのこと)
Q:ダイブマスターコースを通して一番得られたものは何ですか?
オープンウォーターで習ったトラブル対処のスキルをただ『出来る』から『見せることが出来る』になったことです。それに、自分が苦労してスキルのコツを掴んだことで、今度はそれを人に身をもって教えられるようになったこと。そしてそれが落ち着いて出来るからこそ、『冷静な判断』をすることが出来る様になったことです。それに、自分が苦労してスキルのコツを掴んだことで、今度はそれを人に身をもって教えてあげられる良い経験を得たと思っています。
Q:コースの中で一番苦労したことはなんですか?
スタミナ実習の400m水泳です!ガチで溺れると思いました(笑)僕は気合い入れて最初に飛ばし過ぎたので、今からやる皆さんは飛ばし過ぎないように気をつけてください(笑)
Q:ダイブマスターになってから、自分の意識の変化はありましたか?
自分の立ち振る舞いや、周囲の人への気配りに自然と意識が向くようになりました。
例えばツアーの初日なんかは、僕が器材装着を誰よりも早くして、みんなに安心を与えられるようにしていて、その後他の人のサポートもできるように準備しています。
ダイビングマスターになってからは「周りの人も楽しめるから自分も楽しめる」と考えるようになりました。
Q:これからダイブマスターを目指す方へメッセージ
プロダイバーとして最初の関門であるダイブマスターなので、スキルはもちろんのこと知識や体力テストなど大変なことも乗り越えなければいけませんが、その分ダイブマスターだからこそ得られるものもたくさんあります!
自分自身のスキルアップや、ファンダイビングに出掛けたときに『安心感』を与えることが出来る存在になれることは周囲のメンバーにとっても嬉しいことだと思いますので、是非頑張ってダイブマスターを目指してみてください!